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「受け売りの感情」と「母の癒し」 〜ヒプノで浮かんだこと〜

 

こんにちは。

無意識探検家、ヒプノ・セラピストのまゆんです。

 

今日は、最近のわたしが受けたヒプノ(催眠)の内容をUPします。

感情や親子関係について、何らかの参考になれば幸いです。

ちと長いけど、読んでみてくださいプレゼント

 


 

 

ちなみに、ヒプノを受けに来てくださる半分以上の方が、

「人間関係の改善」を目的とされています。

 

中でも「親子関係」は、人との関わり方の基盤になるもの。

そこで未解決なものがあれば、気付かないうちに

新しい家族や職場など、さまざまな対人関係に影響が現れます。

 

このセッションは夢が入口になっています。

長いので、前半をカットし、

文章もわかりやすくするため、少し変えたり説明を加えています。

 

羽羽羽・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・

 

(夢に関連して浮かんだその人たちの共通点は、

「憎しみの心や許せないという気持ち」を持っている事だった。)

 

わたしも、人を憎く思ったことがあったのを思い出した。

 

高校生の時に、同級生にそのことを打ち明けた場面が浮かんでいる。

「今までの人生で、人のことを許せないと思ったことなんて無いけど、

 一人だけ許せない人がいる。」

わたしは、そう言っていた。

 

小学生の頃、父は友禅工場を共同経営していたけど、

その頃は業界全体が不況になっていって、工場を閉める事になった。

 

その時に一緒に経営してた人が、ずいぶん不公平なやり方をしたと、

怒った母がわたしに漏らしていた。

それを聞いて、わたしも相手に恨みの気持ちを持った。

 

今、その感情を味わっていて感じているけど、

なんだか『表面的な感情』に感じられる。

 

この感情は、私自身の過去生から来るものも、

少し位あるかもしれないけど、根深いものではない感じがする。

 

それを感じていると、『受け売りの感情』という言葉が出てきた。

隣にいる母親の感情を、ひょいと一部持った感じ。

 

何年か後に、その人の子どもさんが病気になったと母から聞いた。

「人にひどい事をしたら、バチが当たるんだな。」と思った。

 

「自分が『許せない』という気持ちを持たないでも、

何もしないでも、神さま?がバチを当ててくれるから、

その気持を持ち続けなくていいんだ」

そう理解したようで、持ち続けることを止めたように思う。

(その解釈は、今ではどうかと思うが)

 

どこかで自分がその感情を持つことは良くないと感じていて、

今度は自分に何かが返ってきそうで、怖かったのかもしれない。

 

でも、手放したつもりが自分の中に少し残っている。

 

これを取り出そうと思います。

 

(セラピスト 〜では、出してください。)

 

取り出した。

コロンとして、臭いのない汚物という感じ。

 

掌に乗せたそれを見ていると、感じていると

お母さんから受け継いだものだとわかった。

 

お母さんのイメージが浮かぶ。

お母さんは体を丸めていて、見ていると

「悔しい・・・」という感じが伝わってくる。

 

そうだった。 

お母さんは、悔しい事がいっぱいあった人。

自分の父親に対しても、お兄さんに対しても、お姉さんにも、

末っ子にも、母親にも。

わたしの父は世渡り上手じゃなかったから、

父(夫)を上手く利用する人たちに対しても、

その気持ちを感じていたんだ。

 

わかったら、背中を撫でてあげたくなりました。

 

(セラピスト 〜そうしてあげてください)

 

撫でていたら、小さくなった。

だから、赤ちゃんのように抱っこして、子守唄を歌ってあげます。

息子にそうしていたように、抱っこして同じ子守唄を。

 

  ゆ〜らゆ〜ら ゆ〜らりん音符

  お〜そら〜が ゆ〜れて〜

  ゆ〜らゆ〜ら ゆ〜らりん

  き〜のえーだ ゆ〜れて〜

 

「ゆらゆら ゆらりん」って揺らしてあげる

 

赤ちゃんお母さんに、

「こんな風に周りの人から、してもらえれば良かったね。

お母さんは、可哀そうだったね。」

と思ったとたん、言ったとたん、

「お母さんは強かった」という言葉に変わった。

 

お母さんは「悔しい」という気持ちで力を発揮する人。(笑)

 

そうだったんだ〜

表面は「悔しい」んだけど、より深い無意識の部分では、

自分の力を出せる事に喜びを感じているらしい。

 

「そんなやり方、しなくてもいいんじゃ・・・」と

突っ込みを入れたいところだけど、

笑っているイメージが浮かぶので、本人は楽しんでいるよう。 

 

わたしは、こんな風に赤ちゃんお母さんを抱っこして、

癒すことができるようになったのが嬉しい。(涙)

 

「まゆみ、ありがとう」

という言葉が聞えてきた。

 

「わたしもいろいろありがとう。

大変だったことたくさんあったのに、

わたしたち兄弟を産み、育てて大きくしてくれて。

大きくなってからは反抗したり、ずっと距離を取っていたのに、

そうすることを許してくれていてありがとう。」

 

インナーチャイルドにするように、

「どこか、行きたいとこ、ある?」と聞きます。

 

赤ちゃんから少し大きくなっていて、

二人で手をつないで、散歩に行きます。

 

 

ブランコに乗る。

 

膝の上に抱えて乗って。

 

抱っこしてブランコが揺れると空も動く。

子守唄と一緒。

 

  ゆ〜らゆ〜ら ゆ〜らりん音符

  お〜そら〜が ゆ〜れて〜

 

そうしてたら、私が小さな私になって、立ち漕ぎしたくなった。

立って漕いでいます。

 

力一杯目一杯漕ぐから、ブランコはすごく高いところまで上がる。

 

そう言えば、小さい時わたしはお転婆だった。

 

母は大人になって、ブランコの近くのベンチに座って、

わたしの様子を笑顔で見てくれている。

 

実際には心配性だったから、

こんな風に漕いでいたら、心配そうな顔で見るか、止めに入るのに。

 

今は、心配しないで、わたしが好きなようにやるのを

笑顔で見てくれている。

 

「こんな風に出会えたら、過ごせたら良かったな。」

と、涙が出てきた。

 

でも、これで『こんな風に過ごせたパラレルワールド』が

出来たわけだから。

 

 

ブランコから飛び降りて、お母さんと手をつないで

家に帰る道を歩く。

 

繋いだ手を、元気にブンブン振って歩いていく。

 

二人が遠ざかって行く後ろ姿を、

今のわたしに戻って見送っている。

 

・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・にじ

 

とまぁ、

   受け売りの感情を持っていることに気付け、

   母を癒すことで、

   自分のインナーチャイルドも癒され、

   いい感じのパラレルワールドに発展する、

というセッションになりました。

 

終わった後、とてもスッキリしたセッションになりました。

 

次回は、内容について、少し説明を加えたいと思います。

最後まで読んでくださって、ありがとうございました。ちゅん

 

 

JUGEMテーマ:癒し・ヒーリング

| 催眠とわたし | 23:55 | comments(0) | - | pookmark |
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