こんにちは、まゆんです。
時折空を見上げると、面白い形の雲が浮かんでいて、写真を撮ります。
階段のような雲を見て、こんなことを思い出しました。
もう30年前になりますが、あるとき意識が拡大して、
本来の自分(人は、肉体を超えた神のような存在)
である状態を体験しました。
あまりに圧倒的な体験で、その後、いつもの意識に戻ってきて、
「これまでの自分はそれを知らず、とても表面的に生きてきた」
と感じました。
それほど、本来の自分の状態は素晴らしいものでした。
(人はみんなそうなのです)
「本来の自分に近づきたい」という焦がれるような気持ちが生まれ、自分を見つめ、学ぶ日々を過ごしました。
それは、果てしない高みへの階段をのぼっていくことのように思われました。
3〜4%しか機能していない自分を、100%以上に持っていくような感じです。
でも、ある日こう思えたのです。
<本来の自分>は常にわたしの中にある
のだから、のぼるのではなく、
ここにいて、
ただ幾重にも着込みすぎて重くなってしまった古い服を、
1枚ずつ脱ぎ捨てていったらいいだけ なのでは?
(古い服とは、あるときに身を守るために必要と思って身につけてきたものだけれど、今はもう必要なくなった古い信念や感情、思考、行動パターンなどのことです。)
『階段をのぼり続けてゆく』というイメージや思考が、いつの間にか自分を苦しめていたのに気づきました。
統合のために<本来の自分(高次の状態)>を思い出したのに、そのイメージや思考は、<まだまだそこに辿り着けないわたし>と、逆に自分を分離させてしまってたのです。
しかも「のぼる」というイメージは、一般的に「続けることは簡単ではなさそう」や「努力をし続ける」イメージを伴いますしね。
空を見て、このことを思い出せました。
大事なことって、ある時気づいてもまた忘れちゃったりしますが、
こんなふうに繰り返し思い出す機会を与えられます。
12月はわたしにとって<自分の聖なる部分を確認する時>
空に、雲に、感謝、です。
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